いやあ、寒いですねえ。
ということで、今日は、うちの作品の中から冬モノ、というか、冬を描いたやつをいくつか選んでみました。
・・・まあ、実は最近感想が少なくて
このサイト自体が寒いというのもあって、たまにはこういうテーマ決めて選ぶとか、やってみたんだけどね(笑)
あと、感想数が少なくなってきたらTOP30でけっこう前の作品を見かける機会が多くなってきて、それにヒントを得たっていうのもあります。
忙しくて時間も取れなかったのでとりあえず3つだけですが、じゃあ見てみよう。
nina作「
ミルクティー」
寒い夜の光景。
夜空の下に一人佇む女の子。
寒いし、一人の時間だからすっごく元気って調子でもないだろうけど、でもなんか素敵に微笑んでる女の子の姿が浮かんできますね。
最近俺も一人セガフレードでコーヒー飲んでたり(昨日の記事参照)してるせいか、こういう飲み物を前にしたちょっとした儀式的な時間っていうのがとても楽しそうに見えます。
一人の時間にはなんかそういう、小物っていうか儀式っていうか、あると素敵だよね。
鍋口水子作「
雪の降る」
しんしんと
雪が降る
この繰り返しの中で一定の間隔で「音を立て/泣きながら/燃えながら」と混ざってくる。
いいリズムだけどちょっとそればっかりになっちゃったか?と感じなくもないですが、これもこれ、雪の中で一体何を思っているのか。上のninaみたいに楽しそうではないけど、なんだか赴き深い感じがしますよね。
読んでて、頭の中が真っ白な雪でいっぱいになります。
ごま作「
わたしの大好きなひとへ。」
まあ、前半部は今回のテーマとは外れるので特に触れません。
そっと
雪の音にそえて
なんかね、これだけで、上の鍋口さんのやつと同じくらい、真っ白な光景が見えるんです。
もうすぐ春ですねといいつつ、まだもうちょっと春にはありそうな、そんな真っ白な世界。
そんな窓の外(とは書いてないけどそんな感じだろう)の真っ白な世界をぼんやりと見つめながら「大好きなひと」を想う女の子・・・静かで、きれいだよね。とっても。
ほんの僅かな言葉で全体のイメージを真っ白に変えてしまう。そこのところが好きです。
さてさて、というわけでやってみました冬物特集いかがでしょう?
この企画へのコメントはこの記事に、個々の作品の感想は個々の作品につけて頂けると助かります。好評ならまた何かネタを考えますよ♪
でも、見てみたら俺って冬らしいものとか、夏とかもそうだけど季節感のあるもの書いた記憶がないなあ・・・俺も今度ちょっと考えてみようっと。