line作「伝染」
俺も含め、多くの人がこの作品の中に自分を見出すんじゃなかろうか?いやもっとシンプルに言えば「まるで自分のことみたいだ」と、思った人はいないだろうか?
もちろん、誰もが自分の限界を見ようとする必要はないし、そうしなくてもそれなり生きていける奴もいる、しかし多くの人は別にそこまで考え至った結果ではなく「ただ前提として」諦めているものがあると思う。もちろんそれは俺にもあるだろう。あるからこそきっと今これを書いている。
自らに理由を説明できない「諦め」、そこにある後ろめたさを見事に揺さぶる作品だと思う。
>覚悟も足りないくせに決意を口にし共感の渦へ塊を投下
なんかこの部分で最近の俺の言動と行動を振り返ったというか、それよりもむしろ恥じた。
さて、今後も恥じ入らずに済むだけの覚悟が、俺には果たしてあるだろうか。
なかったらさっさと逃げちゃった方がいいのかもしれない。
というわけで、久々に考えさせられる良い作品をどうもありがとう。
なんだかお褒めの言葉を頂いているので
コメントしなきゃいかんな〜と思ったんですが
もう、特に何のひねりもない作品なので読んで何かしら感じてもらえたならそれだけで光栄でございます。こちらこそありがとう。