2007年04月24日

初期の思い出 2000年

前回は最初期の作品をいくつか紹介しましたが、今回はそれからもう少し過ぎた頃へ移ってみましょう。

前回紹介したこのリストは完成に2年と数ヶ月を要して1999年の4月に100達成しましたが、次のリストは1年くらいで揃ったし、2000年には年間200本以上(作品が投稿された日付が残っていないので正確な数字は出ません)の作品が投稿されるようになりました。

2000年の一年間に集まった作品数でいうなら、確実にJack's Roomは成長してきたといえます。

しかし、例えばこのリストを見てください。おなじ作者の人が立て続けに、すごい数の作品を投げているのがわかると思います。まあ、これは一番極端な例ですが。

このリストだけでなく、後の時代になっても、一人の作者が沢山の作品を書いています。現在のJack's Roomは連続した投稿は行えないので、当時はシステム的にも作品数が増えやすい仕組みになっていたわけです。

これは、この時期としては正しかったと思います。作品数が集まらなければ投稿する人も張り合いがないですし、Jack's Roomとしても掲載できるものがなくて困ってしまう時代だったわけですから、少しでも作品が集まりやすい体制をとっていたわけです。

しかし、後々に作者数自体が多くなると、このことの弊害も目立ち始めるので、やがて現在のように、連続した投稿を規制する仕組みになっていきます。

まあそれはまだ先の話として、2000年の思い出の作品をいくつか。


ジンタ 作 「ショーウィンドウの中の少女

ジンタさんの作品はかっこよくって大好きです。
久しぶりに読み返してみた第一作は、韻で遊んでいるというか、意味より音を強く意識している作品ですね。さすがはジンタさん、豊かな発想と慎重な詩作が伺えます。
もう何年前かも覚えていない昔のこと、吉祥寺のバーでジンタさんにお会いしたことがあります。ジンタさんは作品をノートに書き綴っていたようで、その時、手書きのその朝の目玉焼きに黄身はふたつあったを見せてもらったのを覚えています。
私は普段はPCを使いますが、幾度か手書きしてみたこともあります。書くペースがゆっくりになるし、消すのもPCよりは手間なので、手書きだとゆったりと作品を書くことができるように思います(キーボードに慣れない人だと違うかもだけど)。ジンタさんの作品には手書きのゆったりした味が感じられます。それは私が原稿見たせいかもしれないですが。


恵沙奈 作 「free

こういう、問い詰める系の作品、誰もが一度は書いたことがあるんじゃないかな?
恵沙奈の名前を見つけて、そういえばこの人何書いてたんだっけと探してみて見つけたこの作品は、実のところ私は覚えていなかったので、当時の投稿作品に対する思い出というわけではない。
だけど、2000年当時の20歳の自分は、まだまだJack's Roomを始めた高校生の頃の想いを色濃く残していて、こういう作品が大好きだったし、自分自身でも書いていたと思う。
それから随分過ぎて、私が書くものは今ではもっと醒めているけれど、この人が今でもどこかで書き続けているとしたら、どんな詩を書くんだろう?
さすがにこの頃の作者さん達の中に、今でもここで書き続けてくれる人はもうほとんどいない。


サンジ 作 「JACK

・・・なによ、これ(笑)
今に至るまでこの作品の個人的な解釈は試みていませんが、まあ、直接的な表現でも暗喩的な表現でも、ここで書く人達がJack's Roomそのものについて書いてくれることは時々あります。個人名名指しは珍しいですが、これもサイトについて書いたものと同じタイプと思っていいでしょう。

こういう作品以外にも、私の作品やサイトに関する感想のメールがいくつか届いたりして、自分の築いた場所が、少しずつ人にとって意味(それはまあ、暇潰し程度の意味かもしれないけど)のある場所になってきたなあって感じていた時期でもありました。

さて、ここで2000年が終わり、2001年からはJack's Roomにまた変化が訪れますが・・・それはまた次回としましょう。
それでは、また。
posted by Jack at 00:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | Jack's Roomの歴史
この記事へのコメント
お懐かしゅうございます(笑)
吉祥寺のバーも、随分昔の話になりましたね。お元気でしょうか。「その朝の目玉焼き〜」のころは、私に子どもはいませんでしたが、今や人の子の親です。そしてすっかり中年になったので(35ですよ!)詩をかけなくなってきました。詩という表現法は、やはり10代のものなのでしょうね。JACKさんのとこに、いくつか中年視点の詩を投稿させてもらいましたが、「ショーウインドウの〜」は10代の頃のものですね。冷や汗でますね。18年の昔。今、バーボンを飲みつつ、このページを眺めていました。
Posted by ジンタ at 2007年04月25日 00:55
ああ、お久しぶりです。
私ももうそろそろ20代終盤ですし、あれからずいぶん過ぎましたねー(笑)

確かに、10代の頃だと勢いで書けたんですが、あれこれ背負ってしまった今ではそういう勢いは発揮しづらい気もします(笑)

けど、その分我々には経験がありますから、職業詩人なんてご老体が沢山いるわけですから、せっかくの詩を10代に独占させちゃもったいないですよ(笑)

まあ、今後とものんびりとお付き合いください。
もしよかったら、そのうちまた、飲みましょうか。
Posted by Jack at 2007年04月25日 12:31
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