「帰ろう」って作品ですが、せっかくなので今回はこれについてのお話。
優己さんところと作品の両方にトラックバック・・・って、できるんだよなぁ?はじめてやるけど(笑)
これはまあ・・・基本的に実話ベースな作品です。
十代の頃の俺ってのはどんな奴だったかってーと、いじめられっ子のオタクです。
だもんで、本当に、学校とか、住んでる街(今も住んでるが)とか、全てが嫌だったような覚えがある。あるいはバイクで街から遠ざかる時、泣きながらだったかもしれない。一日一日をどうやり過ごしていくかだけであの頃の日々は過ぎていった記憶がある。
まあ、細々とそんなこと語ると作品のテンポも悪くなるし、もうちょっと十代の男の子が普通に一度は考えそうな内容にして書いたつもりです。
だから、実際には、街を見下ろした光景の中に見えたものは、ちょっと悲壮感の漂う感情だったと思う。
でも、この作品を通して、読み手さんに映るそれは、その人それぞれのものが映ると思うんです。
この作品から、みんながそこにどんな思いを見出してくれるか?
俺の作品って、基本的にそれを楽しみにして書かれてます。
だから、みんな自由に読んで、思ったこと言ってくれたら嬉しいな。