2007年02月05日

好きな文章その二 大塚幸代さん

こんばんは、Jackです。

さて今回は好きな文章その二、前回の福田和也氏は書籍とか雑誌記事で見かけた素敵な文章だけど、今回はネットで見かけたサイトの話です。

そのサイトというのは、みんなお馴染みニフティのデイリーポータルZで記事を書いてるライターさん、大塚幸代さんのおはなしです。

まあ、デイリーポータルZ(以下DPZ)の各ライターの目の付け所は皆さん実に面白くて驚かされるのですが、もちろんこの大塚さんもそういったところはあるんですが、私の一番好きな文章がこれ

多摩川「ザ・ガーデン」

多摩川の河川敷に作られているという、ホームレス達による庭園の潜入レポート。取材当日体調が悪かったと書いていながら、写真が豊富に使えるくらい撮られている。最後の芝生の写真とか、ああいう使い方を想定して撮ってたんでしょうか?締めの文章の
「ここって……何かに似てる、と思ったら……なんだか天国っぽいんだ……」
ってところで、夏の強い陽射しの中で朦朧とした感じの筆者の姿が浮かび上がってくる。素敵な文章です。

ちなみにこの記事の冒頭でも、前回の記事のときも具合が悪かった・・・と書かれていますが、いくつも読んでいるとけっこう具合悪いことが多いような気がする(笑)

例えばこの記事とか、ページ半分使って、しかも記事の本題と関係ないヘコみ話を延々と展開している。ここだけ読んでいると「なんかよっぽどショックだったんだなぁ」としか思わないが、本題が始まると落ち着いた文章できっちりレポートしているし、しかもラストでとってもラッキーなこと(詳しくは記事読んでみて)になっていたりする。

これってもしかして、ラストがこうだったから、前半部のあの話をあんなに膨らませたのかな。なんていうか、その最初と最後のギャップを出すことを考えて書いているのかも(結果的にもそうなっているし)しれない。さすがに書き物で食べている身ならそのくらいの技は持っていても不思議でないかも。わかんないけど

でも、最後のところの
「もう、この先、何もいいことがないのかもしれない……」

ちょっとかわいい(笑)

・・・まあ、とにかく最近とってもお気に入りなので、毎週更新楽しみにしてたりします。

しかし、前回と今回で、自分の好きな文章についてあれこれ見直して、考え直してみたけど、実は前回を書いているうちからすでに、ひとつ大事な事に気が付いた。

福田和也氏であろうと大塚さんであろうと、私が紹介したどの文章も私が書いている文章よりずっと時間と手間をかけた記事だということだ。これが全てではないかもしれないが、これは大きな差だと思う。

これは難しい、時間なんて、サラリーマンにそう作れるんだろうか?

今回の方向性模索の旅の中で、そのことについても考えなくてはならないようです。

2007年1月
自宅にて

// Jack


posted by Jack at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談/過去記事
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