さて、ブログの方向性を求める旅はまだ続きます。
今まで色々なタイプの記事を書いてきたと思いますが、私が個人的に一番好きなのは、食べ物の話です。実際にお店に出かけた情報を基に書いているので、ただ机に向かって書いているだけの場合と違って細かいところまで書くことができます。また、食事の流れ通りに記事を組み立てるだけでもそれなりにまとまるし、その流れに写真を加えて行くとそれなりに見栄えのする記事になるので、書いていて楽しい記事です。
しかし、この記事を毎回書けるかといえば、それはちょっと難しい。しょっちゅう外食しに行って、撮ってきた写真を選んで、加工(サイズとか明るさとか)して記事を書くとなると、かなり難しい。しかし、そうやって食べて書き続けているブログでメジャーなものにうどんログがある。先頭の記事に引き込まれると、前の記事もその前の記事も同じうどんの話だから、興味が沸くにしたがってするすると読んでいけるし、うどんと言えばこのブログ、ってくらいに印象に残るから、更新も楽しみになる。こういうのを読んでみると、私が言っている一貫した方向性をもったブログの強さってのがよくわかると思います。
それに対して、雑多な記事が色々並んでるうちのブログに、サーチエンジン等から誰かが辿り着いたとする。多分、その人が欲しかった情報というのは、その人が見つけたその記事ひとつにしかない。もしくは、他の記事にもその人の興味のある情報があったとしても、それは他のまったく興味のない情報に埋もれてしまって見つけ出せないことになってしまう。結局のところそのようなブログには情報を期待する人間は集まりません。
個人的に私を(ネットの上だけでも)知っている人間にだけは、かろうじて「Jackが書いた記事」という一貫性があるので、このブログを読みに来る動機があるわけです。そうやって読みに来てくれる人達はありがたいけれど、せっかく書いているのだからそれだけで満足してはつまらない。むしろいつも読んでくれている方々のためにも面白い話を提供したい。それゆえにこうやって色々考えてみています。
さて、食べ物の話に戻りますが、私のブログで書く食べ物の話は例えばこのような中華料理の話がほとんどです。中華料理は大好きだし、これに関する記事ももうちょっと書きたいけれど継続的は書けるほどのネタを集められるほどの行動力は私にはないので、ある程度集めたらこれらの記事は別のサイトにまとめようかと思います。そうしておくと、池袋の中華料理の店について情報収集している人は、その時探していたお店以外に関連情報まで見つけ出すことができます。今のこのブログにただ置いてあるだけでは、他に関係ない記事が多すぎるので見つけるのは難しいでしょう。
それで書いた記事は無駄にはなりませんが、しかしこのブログ自体は未だ無秩序なままです。食べ物の話がこのブログを支えるほど書けないというのであれば、仕方ないほかの方向性を探してみるしかありません。
しかしそういえば、このブログ、記事のカテゴリ分けすらしていないのも問題ですね・・・これは自作の投稿用プログラムが手抜き作りになっているせいです。これもなんとかしないといけないですよねぇ・・・ちょっとすぐにはできそうにないですが、予定のない週末が一日くらいあればたぶんなんとかなるはず・・・日曜の深夜に気付くなんてショックです(笑)
それでは、今夜はこのへんで、Jackでした。
2007年1月
自宅にて
// Jack