さて、いよいよ10周年記念日も過ぎて、Jack's Roomは11年目に、同時に12/26日は私の誕生日なので、私のほうは28歳になりました。
1978年12月26日生まれ、12月生まれなのでほとんどの同級生よりは若い・・・なんてささやかなメリットもあるのですが、そろそろこの歳になると、自分より若い人達の活躍を目にする機会も多くなり、歳を取った・・・っていうとちょっと語弊があるけど、自分もだんだんと、成熟を要求される年になっていくんだなあと感じます。
先日ちょっと、とある本を買ったんです。
ほら、書籍の後ろのところに著者プロフィールとか簡単に書いてあったりするじゃないですか、あれに目が止まったんですね、そしたら1980年の生まれだと書いてありました。
それを見たときに、ふと思ってしまいます。ああ、私より若いな、本出してるのか・・・私はまだ何も、自分の名前が世の中に出るようなことをしていないな・・・私は何をやってるんだろうな・・・なんて、別に私は本が書きたいわけではない(いや死ぬまでに一度くらいはやってみたいけど今じゃなくていい)のですけど、なんか、私はこんなことやったぞ、って言えるようなことを、まだなんにもやっていないのではないか?と思ってしまいました。
もっとスケールの大きい例を挙げると、気が付けば、横綱朝青龍とか、松坂とか、そういった人達が自分より若い(いや朝青龍とか松坂になりたいわけじゃない)、今の自分の歳になる前に、これらの人々にはこんなことができたのかと思うと、自分は今まで何をしてきたんだろうということがどうしても気になります。
まあそれでも、これはどちらかというと、どんなことをやったか?よりも、どんなことをやれば満足するのか?という問題のような気もします。別に本を出したいわけでも横綱になりたいわけでも(むしろちょっと痩せないと)大リーグに行きたいわけでもない(でもあんな大金は欲しいかも)ので、まず自分が何をやりたいのか、何を成し遂げたいのかという明確なビジョンが必要になる気がしています。自分の成すべきことを見つけて、そして、それを成すことを自分が胸を張って誇れること、つまりはそういうものに出会いたい、ということなんでしょう。
でも、10代〜20代でも前半の頃はそんなこと考えもしませんでした。各種有名人とか、たまたま買った本の著者とか、まだまだ年上の方が多かった。別にそのまま生きていて、いつかそれらの人々に追いつけるわけでもない(同じ方向へ進んでいない)のに、まだ自分のほうが若いなと思うと、無根拠に余裕を持っていられました。そして今では、別にそれらの人々のようになりたいわけでもないのに、無根拠に余裕をなくして焦っています。
いやもちろん、年中そんなことを考えているんじゃなくて、たまにそういうことを考えてしまうことがありますよ、ってだけなんですけど、誕生日とか、そういう節目になると、ちょっとそんなことを考えてしまいます。
人生はまだ長いので、私もいつか、何事か胸を張って誇れることを成し遂げられる日が来るかもしれません。
そして、こんなスケールのでかい例えとか挙げておきながら、それって案外ささやかなことだったり、するかもしれませんね(笑)
それではそんなことで、11年目もJack's Roomをよろしくね、でももう数日もすると「今年もよろしく」って言わなきゃいけないんですね、まあ、どっちでもいいから、とにかくよろしくお願いします。
2006年12月
自宅にて
// Jack
いくつになっても、
年相応に先をなくすことなくその歳を素敵に楽しめれば良い
と思っているアタシ的には、おめでとう(笑)
・・・確かに、成熟は必要だけどもね。
一日遅れでゴメンね。
ほら、ありすは知ってるだろうけど、俺って口ばっかり威勢よくでかいこと言うじゃない?(笑)
だから、そろそろ実態が伴わないとまずいかなぁ、って焦っちゃうのさ、んでも、誕生日そのものは、俺だってまだまだ、嬉しいよ。
来年くらいには、またみんなで飲みでも行こうよ。今後ともよろしくね。