2006年12月20日

カウンターで出会った呆れたおはなし

こんばんは、Jackです。

先日の記事で「金なら出すからネットで何かやろうぜって言うおじさん」達の話をちょこっと書いて思い出した話なのですが、仕事以外の場、つまり主に酒の席が多いんですが、IT関係の職業にあることが相手に知れると、IT業界のお仕事に関する相手の理解度によって様々なリアクションが返ってきます。

大抵は酒の席なのであんまり真に受けない話の方が多いですが、先ほどの「何かやろうぜ」っていうのも近所の個人事業主さん(それも儲かってそうな人に多い)なんかに時々言われるパターンです。あんまり真に受けないにせよ、相手にもなんとなくなビジョンがあったりすると話していて面白いし、私もなんとなく思うところを話して盛り上がったりします。時々妙にディテールに踏み込んだ話に発展する(こんな商売やるのはどうだ、とか)こともありますが、もちろん酒の席だけでそんなこと決まるわけないので、まあ、こういう話はほとんどがただの話のタネなだけです(たまに真面目そうな人がいるのでそういう時はにっこり笑って逃げますが)。


上のケースは、なんていうか「夢の話」みたいなもんで私としても楽しいのですが、世の中にはもっと具体的な話を持ちかけてくる人達がいます。

「うち(お店とか会社とか)のホームページを作ってくれないか?」(タイプ1)
「〜で〜みたいなのを作ろうとしてるんだけど、やってみないか?」(タイプ2)

こうも具体的にやることが決まっていると、これは夢の話じゃなくて「仕事の話」です。やることが具体的に決まっていることからも解りますが、「何かやろうぜ的夢話」よりは相手も真面目です。

が、こういうケースは金額を聞いてみると、ほぼ間違いなくお小遣いにしかならない程度の金額を提示されます。業者に頼むとゼロがいくつも増えた見積もりを返されるケースも少なくないと思います。

さらに、タイプ1の場合は自分のお店とかのサイト等を作りたいって話で、この場合はお金はかかるにせよ、どこかの業者に頼んだ方がいいですよと答えます。内容によっては本当に私にできる場合だってありますが、承諾したらその瞬間からその相手とは「仕事の関係」になってしまいます。それは私としては望むところではないのでいかに簡単な話でも断ります。まあ、パソコンの調子が悪いから見てくれとかだったら見ることはあります(それでごはんおごってもらえたりとかします)が。

で、問題は実は今日のメインテーマであるタイプ2の方々

タイプ1と違って、タイプ2は依頼主は話をしている本人ではありません。こういう時、まず間違いなく中間マージン取ろうとしてます。正直バカバカしいので具体的な金額を聞いたことすらないですが、私のいない時間のカウンターで堂々とそんな話をしてた困った方(私と会ったことすらない)の話なんかを聞いたことがありますが、どうもひどい金額だったご様子で店中呆れ返ってたようです。その困った方は私の知人を通じて私に会いたがっていたのですが、理由に気づいた知人が紹介を見送ってくれたために私は面倒な時間を過ごさずにすみました、それにしてもなんで私が見ず知らずの素人の下請けなんかすると思うんだろうって憤る反面呆れました。

見ず知らずの人からいきなり仕事紹介されてハイ喜んでって飛びつきますか?いきなり見ず知らずの他人捕まえて丸投げピンハネで儲けようって何考えてんですかと思ったのですが、驚くことにこういうことを考える人が一人じゃなかったのです

それははじまりに過ぎなかった。それから長年カウンターで飲んでいると、時々そういう話が私のところに入ってくるのです。カウンターでの顔見知りのこともあれば、まったく知らない人のこともありますが、他人にいきなり仕事丸投げて搾取なんてムシのいい考えの持ち主が世の中に他にもいたことに驚きました。そしてさらに、その極めつけはメールで俺に仕事投げてきた奴がいるというとんでもない話があるのです!

「アルバイトです」

ネットの知人(面識はある)から届いた。その単純なサブジェクトをつけられたメールに不振に思いながらも文面を見ていくと、なんかのとあるサイトを作らなきゃいけないとか、こんな機能が欲しいなんてことが「数行程度」書いてありました。で最後に「バイト代も出るので頑張ってね」と一言締めくくられていました。

頑張ってね・・・こっちに承諾の意思すら問うていない、日中に届いたメールなので、カウンターの客のように酒が入っているわけでもないだろう。しかももし仕事しようにも何をしていいのわからない簡潔すぎる文章、最後におまけのように付け加えられた「バイト代も出るよ」って言葉、いや、そりゃあもちろん。出なかったらもっと驚きですが・・・

一体何がやりたくてそんなメール出しているのか、私の想像力を完全に超えてしまっていて、一瞬どうしていいかわからなくなったのですが、次の瞬間あんまりにも人をナメた行為に怒る心を抑えつつ説教メールを返事に返してあげました。そしたら意外と素直に謝ってたりするあたりが、無邪気さを感じさせて余計に疲れました。

なんなんでしょう、わからないけど、IT屋さんのお仕事・・・多分みんなが想像するのはプログラマですが、プログラマの仕事って、そんなに簡単なように見えるんでしょうか?というか、我々エンジニアはそんなに簡単に、メール一本で受け付けて片手間(会社員であることは相手も知っている)にこなせてしまうほど鮮やかに仕事をしていると、思われているんでしょうか?なんか、この手の輩があんまりにも多いのを見るとそんな気がしてしまいます。それとも、そんな仕事でも受けるほど貧乏だと思われているのか・・・少なくとも、本当のところはあまり理解されていない気がします・・・

なんにせよ、私はそんな仕事は間違っても受けないから、素人がいきなり人を下請け扱いして儲けようなんて、他人を信じられなくなりそうなムチャクチャなことを皆様くれぐれも、企んだりしないように・・・(笑)

2006年12月
自宅にて

// Jack


posted by Jack at 17:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談/過去記事
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