2006年02月22日

消せないものを消さずに隠す

こんばんは、Jackです。

さあ、今日は前回の続きです。前回は私のブログの記事を削除した話から。

有用な情報であっても見つからなければ意味がない。

というような話をしました。
そこで、私のブログの記事はばっさりと消しました。消すことによって読みに来る人がどれを読めばいいのかわかりやすくなった、少なくとも今あるものしか読まない(読めない)ようになりました。これで過去のつまらない記事を人に見せずに済みます。
これをここでは「淘汰」と呼びましょう。

淘汰といっても、単純に自分が「今までのものよりもこれからのものの方が面白いはずだ」と判断しての淘汰(過去イコールつまらないという乱暴な判断です)なので結果はどうなるか判りませんが、少なくとも、過去の記事を大幅に削除することで、これから書かれる記事は見つけ易くなりました。

そして、Jack's Roomです。
Jack's Roomには様々な作品が集められています。

だけれど、せっかく預かった作品なので簡単には削除できません。大体、自分の作品を人につまらないとか言われた挙句に消されたら気分が悪いし、消された人はもう投稿しないでしょう。

ここで、Jack's Roomにとっての有用な情報とはなにか、個人の好みだってありますが、できるだけ多くの人に気に入ってもらえる作品ということにしましょう。気に入ってもらえたかどうかは作品への感想の数とか、閲覧数なんかで判断するものとします。

あれだけ多くの作品のなかから、どうやってそんな作品を見つけだすのか?
始めて来た人は、7000を超える作品の中からいったい何を読んだらいいのでしょう?初めての方には7000作の詩はただ7000作の詩です。対してあなたを始めとした皆様にとって、ただの1/7000ではない作品がいくつもあるはずです。

ただの7000作品なら、さっぱり半分以下にしてしまえば済むでしょう。でも、それら一つ一つは誰かにとってはただの1/7000ではない、両者の価値感はここでぶつかります。

でも、Jack's Roomを長く見てくれているあなたにはもうお解りですね。

そう、「今話題の作品TOP3」とか、同TOP30とかはそのためにあります。つまり、誰かが気に入ったものを他の人の目にも着くようにする。という方法です。

こうして行くと、あれだけ作品があってもTOP30を見ている限りは30作品しかその場にありませんし、その30作品はまさに今話題の作品なわけです。Jack's Roomのなかの流行を追いかけたければTOP30を追うだけでいいわけです。その他新しい作品なら新着リストを追いかけていれば済みます。

そして、そうした流行りだけでは物足りない場合、そこには7000を越える作品が依然として残されています。読もうと思えば、それらも読めます。
しかし、トップページとかTOP30のリストからは見えません、それらは消されることなく「隠されて」います。そこまで全て読みたい人だけが読めるように、見えるものだけ見たい人が迷わないように。

ブログの場合には記事削除によって絶対数を減らすという方法を採りましたが、Jack's Roomでは、見える作品数を減らすという方法を採ったわけです。「見える」ものを見るのではなく積極的に「見たい」人はもっと全てを見ることができるわけです。「見たい物を見る」人と、「見える物を見る」人、これでそれぞれに不都合を与えずに済みました。

こちらは便宜的に「選抜」とでも呼びましょう。ここだけの話です。試験には出ないから忘れてかまいません。

こう書いていて、淘汰も選抜の一手段のような気がしてきますが、しかし、淘汰ではない選抜の仕組み、ということで、ここでは「淘汰」と「選抜」と分けることにしておきましょう。少なくとも、そう思って読んでください。

と、こんなように、良いものを見つけ易くする、つまりは、情報の価値を上げるために私の採用した、二つの異なる方法を並べてみました。私としては選抜する方が好きです。ものを捨てられない性格なので捨てずに済む方法は魅力があります。

ただ、実践するのはけっこう大変だし、何より「何がより優れているか?」の基準がないといけないので、ブログについては乱暴に「良い記事はこれから書かれる記事だ」という基準を適用して、淘汰を実行したわけです。

考えてみれば、つまらないテレビ番組は打切りになります。雑誌も廃刊です。今までのメディアは基本的に淘汰で動いている。まあ、それらは簡単に打切ってるわけじゃないと思いますが。

それらについては簡単なはなし、出版も放送もお金がかかるし、電波だって有限のものですから、実はそれは選択の結果というわけじゃなくて「淘汰せざるを得ない世界」なのですが、よく新しいメディアなどと言われるネットでは、淘汰しなければならないほど切実に有限な物がありません。

だって、人の来ないサイトならネットワークの帯域も消費しないし、サーバのハードディスクなんてほとんどの場合余ってます。どちらもそんなにもったいないとも思えませんし、自分がつまらないサイトをやっていてもそれらを無駄にして申し訳ないとは思わない。

それにそんなこと言い出したらレンタルサーバー業者が真っ青になることでしょう。ほとんどのサイトはくだらないけど、くだらないからやめようとサイトをたたむ人が続出したら、弱小のレンタルサーバ業者は廃業に追い込まれるでしょう。

話がそれましたが、ウェブサイトにおいては明確に自己淘汰の意志がないかぎり淘汰は不要なのです。

詳しくは次回書きますが、この違いが解らない人が一方的に他者に自己淘汰を迫ることがあります。「淘汰せざるを得ないモデル」は淘汰される側が淘汰せざるを得ない背景を理解しない限り、衝突を生みます。まあ、当然のことですね、いきなり人のサイトに「やめちまえ」なんて言ったら。

実はこの「淘汰」と「選抜」という言葉は、他の詩のサイトの管理人さんと話していて考えついたもので、あながちJack's Roomと無縁な話ではないのです。

でも、今夜ももう遅いから、その話はまた次回にしましょう。
ただ、次回はちょっと、今までとは流れの違うお話になりそうです。
それではまた、お元気で、Jackでした。

// Jack
posted by Jack at 00:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | 雑談/過去記事
この記事へのコメント
ちなみに作詞はまだやってる
ただ飯が食えんのだよ。
自己淘汰ならいいけど自然淘汰はちょっと嫌だね。

ここの昔の話、聞いてみたいな
膨大なネットの中でのたった一つの物語だね。気長に待っちゃうよ。死ぬ前には間に合せてくださいね
Posted by 火翠 at 2006年02月22日 00:55
あなたは俺のほかには唯一初年からここを見てきた人なんだけどな(笑)

死ぬ前に・・・えーと、長生きせよ(笑)
Posted by Jack at 2006年02月22日 01:13
そっか、初年はもうわしだけか。
ネット歴10年になっちゃったぬーん。
お互い死ぬことの内容にしないとね
Posted by 火翠 at 2006年02月23日 00:13
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