もうすっかり正月気分も抜けた1月の末ですが、今年からこのブログで新しい方向を目指してみようと思います。
Jack's Roomはこれまで11年にわたり続いて来て、これを書いている時点で8595作品というたくさんの作品を皆様から頂いてきました。
しかしながら、このサイトはただ作品を投稿する場所を提供しているだけなので、何を書いたらいいかわからないこともあると思います。
基本は自分の書きたいものを書けばよいのですが、しかし、今の自分が書けるものに満足できないということは多々あると思います。
もちろん、このサイトでその思いを完全に満足させる方法を提供することはできません。
しかし、作者のみんなが目指す作品を作り上げるために、もう少し、Jack's Roomにできることがあるんじゃないかと私は考えます。
このサイトに来て始めて詩を書いてみる方、始めて人に作品を見せるようになった方はけっこう多いと思います。そういう方々に、これから詩を書いていく上でのアドバイス、いやせめてヒントだけでも提供できたら、詩を書くことがもっと楽しくなるんじゃないだろうか?そう考えています。
私は人に詩を教えられるほどの名詩人などではないけど、11年間にわたり、一人の作者として、また運営者としてJack's Roomに関わってきた中で、学んできたこともそれなりにあります。そういった知識をみんなと共有できたら、作者のみんなの役に立てるとも思うし、記事をまとめる過程や、記事へのコメント等を通して、私自身もそこから再び学ぶことがあるだろうと思います。
だから、ぶっちゃけた形で言えば、私という進行役を通して、みんなで向上していけたらいいな、というのが、正直な思いです。
具体的な内容はまた次回以降書きますが、大体以下のような内容を考えています。
詩の書き方や読み方について
おすすめの詩集/書籍の紹介
Jack's Roomの作品の紹介
書き方や読み方については、私もあまり高度な話は書けないので、このサイトで始めて書き始める方が対象といった感じのごく初歩的なものです。
たくさんの詩を読むことは詩を書くうえでの基礎の力を養います。また、Jack's Roomのような投稿サイトで読む詩と、きちんとした詩集で読む詩というのもまったく印象が違います(これは作品の質の話だけではありません)。ですから、できれば詩集を読んだ方がいいと思う。しかし何から読んでいいかははじめは私も解らなかったので、私のお気に入りの詩集をみんなに紹介することで、みんなへのヒントにできればと思います。詩集以外に詩の入門書なども紹介していきます。
そして、Jack's Roomの作品も膨大な数なので、どれを読んでいいかわからない、あるいはどのような作者さんがいたのかもっと知りたい、という方へ、Jack's Roomを始めから見てきた私が作品を紹介していくことで、Jack's Roomがもっと楽しくなればいいなと思います。
この3つのテーマは順不同に、分量的にも不均一(書き方の話より詩集や詩の紹介の方が量的には多いでしょう)に書いて行きます。記事数としては月に数本を考えていますが、場合により多くも少なくもなるでしょう。ある程度本数がまとまったらまとめのページを作るようにします。
また、月に数回の更新ではブログを読みに来るみんなも飽きちゃうと思うので、時には雑談も挟んで行きたいと思います。まだこれからどうなるかはわかりませんが、ぜひこれからのJack's Roomをよろしくお願いします。
// Jack